ウォーレン・バフェット ウォッチャー

"投資の神様"と名高いウォーレン・バフェット氏をウォッチするブログ。同氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ社の動向と関連する情報をフォローする。

前提となる資本主義

企業の「競争戦略」・「競争優位性」や「株式会社」・「株式投資」といった言葉の前提にあるものとは何でしょうか?普段生活している上では忘れがちですが「資本主義」ですね。現在の世界は「資本主義」経済が中心であり、対義語である「社会主義」経済を採用する国は極僅かなのが実態です。


最近ではトマ・ピケティの『21世紀の資本』がベストセラーとなったり、一億総中流社会であった日本の貧富の格差が広がっていることが話題に上がったりと資本主義の「罪」の部分にスポットライトが当てられることが多いですが、本ブログは資本主義の「功罪」に焦点を当てることは想定していません。


資本主義の世界に身を置く一員として、永続的に「競争」に勝ち、儲け続けられるビジネスモデルや方程式とは何であるのか、それを見つけた者が「資本主義的(つまり金銭的)」な勝者となれるのか、なる為には何が必要であるのか、を株式投資のプロセスを通じて仮説を検証していきたい、という純粋な気持ちが本ブログの趣旨です。


「波が引いた時、裸で泳いでいるのは自分だけと気付くことになる。」投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの格言です。収益の数字は然ることながら、様々な企業が持つ「競争優位性」はその企業が保有する限り、上昇・下降相場のいずれにおいてもぶれることはないはずです。従って「波が引いた時」、つまりは景気の後退局面・下降相場においてその企業が「競争優位性」を持つかどうかが顕著になります。リーマン・ショックから7年を経て上昇相場も峠を越したかに思える昨今ですが、今後確実に訪れる「波が引いた時」に自らの仮説が正しかったのかを証明するべく、様々な企業の分析をしていきたいと思います。


末永くお付き合い頂ければ幸いです。

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